夏が終わり大学受験生はここからが大切な時期です。
私は浪人をしたことにより4月からコツコツと勉強をしていたのですが、
2月の試験本番までのそれぞれの時期によって勉強法というものは変わってきます。
今回は私が実際に行っていた時期別の勉強法や意識して変えていたことなどを4半期に分けて紹介していきます。
4月~6月 とにかく基礎を学習
4月から予備校での授業がスタートし、6月にもなると毎日の予習復習に慣れてくる頃です。
とにかくこの3ヶ月間のうちに学習の基礎を固めておくことが大切です。
早稲田や慶應の難関大学でも多くの問題は基礎問題です。難関大学合格には他の受験生が得点する問題をどれだけ確実に得点するかにかかっています。
確実に取らないといけない問題を正解し、平均よりも難しい問題を少し正解することで難関大学でも合格ラインに乗ります。
なので、『基礎は簡単だし、もうわかっているから』と侮らずにこの時期にしっかりと学習しておく必要があります。
7月~9月 基礎学習の完成+第一志望校の過去問演習(1年分)
4月~6月に基礎部分を学習している際に、基礎分野の中でも苦手分野が出てくると思います。
夏の時期にその苦手分野を確実に潰しておきましょう。
秋以降は苦手分野に時間を割くのではなく、そこまでで培った知識を使って問題を解いて得点につなげていくことに専念したいので、この時期に苦手分野を潰しておくことが非常に大切になってきます。
この時期に一年分だけで良いので目標としている第一志望の大学の一番いきたい学部の過去問を解いてみることをおすすめしています。
この時期に合格点を取る必要は全くありません。
ここで第一志望校の過去問を解くことにより、夏の終わり時点での今の自分自身のレベルから目標までの距離を知っておくことができます。
目標までの距離をこの時期に知っておくことにより、10月以降にどのように受験勉強をしないといけないのか計画を立てることができます。
その第一志望までの距離が青持っていたよりもあるなら、10月以降は勉強時間をもっと伸ばしたり、
意外と問題を解いてみたら思いの外できたなら、志望校をもうワンランク上げてみるなどの対策を立てられます。
10月~12月 応用問題演習+共通テスト対策
夏に基礎固めを完璧にしたら、この時期からは応用問題を行っていきます。
具体的には過去問題集などの実際の試験問題として出題された問題集など、夏前に使用していたテキストよりもレベルの高いテキストを使用します。
夏前は各教科の基礎固めを行いますが、ここからはより細かいことも覚えていきます。
目指している大学のレベルに合わせてテキストの小さな文字で書かれている情報も暗記をしていきます。
早稲田大学を目標としていた私はテキストに書いてある全ての情報を暗記しようとしていたました。
また少しずつ共通テストの対策を始めても良い時期だと思います。
しっかりと共通テスト問題を解いていくというよりは、週に一回くらいのペースで演習を行い、問題慣れをしていくくらいで大丈夫だと思います。
とにかくこの時期は夏前よりも細かい知識、志望校に合わせたレベルの高い問題を解くことが大切です。
1月~2月 過去問演習
この時期は共通テストと志望校の過去問演習をとことん行います。
志望校の過去問は解けば解くほど良いです。
私は第一志望大学の学部の過去問を15年分ほど解きました。
過去問を解いてその大学の出題形式・問題の癖を掴むことは非常に大切です。
ここで過去問演習をしっかりと行い、試験本番での点数に直結させないとここまでの受験勉強の努力が無駄になります。
この時期まで一生懸命努力して積み上げてきたものを問題演習を通して、得点力につなげていきましょう。
まとめ
今回は私が浪人時代に実際に行っていた年間のスケジュールを紹介しました。
4月~6月は基礎の学習を
7月~9月は基礎分野の苦手部分の学習と第一志望大学の過去問を
10月~12月は第一志望校に合わせたワンランクレベルの高い問題演習を
1月~2月は共通テスト、志望大学の過去も演習を
行います。
このスケジュールで私は第一志望に早稲田大学に合格することができました。
この記事を読んで、少しでも大学受験生の参考になればと思います。